Windows製品の不具合を狙う攻撃プログラムについて対策
この度、Windowsに存在する不具合(セキュリティホール)について、
この不具合を不正に攻撃しコンピュータに悪影響を与えるプログラムが
インターネット上に掲載されていると警察庁等より発表がありました。
この不具合が悪用され、お使いのコンピュータが攻撃を受けた場合、
コンピュータの異常終了やコンピュータ内部のファイルが消去されたり、
情報が読み取られるなどの被害が発生する可能性があります。
今回、影響を受ける可能性のあるWindowsは下記のとおりです。
対象のコンピュータをお使いのお客様は、不具合を解消するための
修正プログラムの導入(インストール)を早急にお願い致します。
<影響を受ける可能性のあるWindows>
・Microsoft Windows NT Workstation 4.0
・Microsoft Windows NT Server 4.0
・Microsoft Windows NT Server 4.0, Terminal Server Edition
・Microsoft Windows 2000
・Microsoft Windows XP
・Microsoft Windows Server 2003
※上記以外のWindowsについては現在、影響は報告されておりません。
<修正プログラムのインストール方法>
コンピュータ画面左下の「スタート」ボタンをクリックして、
そこから「Windows Update」の項目をクリックすることにより
修正プログラムの更新の確認とインストールの案内画面が表示されます。
その手順に沿って作業を行ってください。
「Windows Update」が見つからない場合は、「スタート」ボタンより、
「すべてのプログラム」をクリックすると、すべての項目が表示されます。
<参考情報>
以下のページにてマイクロソフト社のお問い合わせ窓口と、
よく寄せられる質問集が紹介されています。
http://www.microsoft.com/japan/security/sicinfo.asp
<その他・今回の不具合に関する詳細情報>
マイクロソフト株式会社
絵でみるセキュリティ情報 MS03-039 : Windows の重要な更新
http://www.microsoft.com/japan/security/security_bulletins/MS03-039e.asp
MS03-039: RPCSS サービス のバッファ オーバーランによりコードが実行
される (824146) に関する要約情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS03-039ov.asp
RPCSS サービスのバッファ オーバーランによりコードが実行される
(824146) (MS03-039)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS03-039.asp
警察庁 @police
Windowsの脆弱性(MS03-039)を攻撃するプログラムについて(9/18)
http://www.cyberpolice.go.jp/important/20030918_111201.html
情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)
Windows RPCSS サービスの脆弱性について
http://www.ipa.go.jp/security/